結論から言うと、成長の継続にモチベーションは邪魔
〝継続スキル〟
このスキルが無いと絶対にどんなスキルも見につきません。
千里の道も一歩から
スキルというのは一朝一夕で見につくものではありません。
当たり前ですが
身につけたいスキルがあるのであれば、
途中で諦めずに継続していくこと
これが大切です。
『ダイエットがしたいけどモチベーションが続きません』
『英語を学びたいけどモチベーションが上がりません』
みたいな事を誰かが言っているのを見たり聞いたりしたことありませんか?
はたまた、職場では
『もっと社員のモチベーションを上げてくれる会社がいい』とか
『上司の言い方が気に障り、モチベーションが下がったので今日はもういいや』とか
聞いたことはありませんか?
では、
そもそも〝モチベーション〟って何でしょう?
「モチベーション」
1990年代前半から日本に取り入れられだしました。景気低迷による全体成長停滞感やポジション数の減少を背景に「全体の意識を上げる」という考えから「個々のモチベーションを上げる」という表現が台頭。
「モチベーション」が上がるから頑張る
「モチベーション」が上がらないから頑張らない
これは間違いです。
「モチベーション」= 動機付け であって、
「モチベーション」= 頑張る理由 ではないのです。
「動機」= 自己発生・自己設定 なのです。
モチベーションは物事を継続していくなかで、
自己発生、自己設定するものです。
例えば、仕事を続けていく中で
- 「部長になりたい」
- 「もっと稼いでいい服を買いたい」 など。
誰かにコントロールしてもらうものではないのです。
そして、
何かを継続しようとするときは
セルフマネジメントというのも重要です
「セルフマネジメント」
セルフマネジメントとは、日本語でいうところの“自己管理能力”。目標や夢を叶えるために、自分自身を律するための能力です。
自分の感情をコントロールし、モチベーションを保つ力や、仕事の生産性を維持するためのタスク管理能力なども含まれます。
そして、次に
何かを継続するスキル=仕組み化を行います。
何をしなければいけないのかというと
モチベーションに関係なく自分が動ける仕組をつくるという作業です。
もう一度言います
仕組化です。
つまり、
仕組化とはマニュアル化することです。
例)コンビニ
コンビニでの仕事内容は
- レジ打ち
- 接客
- 店内/店外の清掃
- 商品の陳列
- 人によっては商品の発注
もし、モチベーションが低いからといって
『あー、今日はモチベーション低いからレジ打ちやらねー』
『モチベーション上がらないから接客やらねー』
となったら困りますよね。
モチベーションが高かろうが低かろうが、
仕事(レジ打ちや接客等)はやらなければいけません。
実際は、店員さんのモチベーションが高い日も低い日もあるでしょう。
それでも何故きちんと業務がまわるのか?
それは、マニュアルがしっかりしているからです。
1日は誰にでも平等。1秒も狂わずに平等である
わたしも、みなさんも1秒の長さは同じですよね。
『いや!おれの1秒はちょっと長いぞ!』
って人はいないと思います。
時間は誰にでも平等です。
そして、
スキルを身につけるには時間が必要です。
まずは、その時間を確保しなければいけません。
では、時間の確保の仕方から学んでいきましょう。
時間の使い方が上手いか下手かで
スキルが取得できるボリュームに差が出てきます。
では、
- 何かスキルを身につけたい
- 自分の自己変革をもたらし続けたい
という時に、どのような時間の使い方をしたらよいのか。
スケジューリングです。
タイムマネジメントです。
では、皆さんはどのようなスケジュールのつけ方をしていますか?
スケジュールというのは予定表ではいけません。
スケジュールというのは行動表です。
もっというと、
スケジュールは目標管理シートでもあるんです。
上の図は例です。
月曜日から金曜日までは仕事をして、週末の予定が入っています。
よくあるスケジュールではないでしょうか。
このままのスケジュールで日々を過ごしていると
スキルを身につけたり、自己変革をもたらし続けることは難しい。
ではどうするか。
仮に
- 身体をしぼる
- スキルを身につける
という目標があるとします。
この場合仕事の時間は省けないので、
その他の時間帯に
- やるべき行動
- タスク毎にそれを行う時間
この2つを埋め込みます。
あとは、
それ通りに行動するだけです。
これを徹底するだけ。
とてもシンプルです。
シンプル・イズ・ベストです。
これは私の経験ですが、
2年ほど前から朝のランニングを始めました。
理由は何となく〝体をしぼりたいな~〟と思ったから。
ただ、予定も目標もなく始めたので
雨が降ったら走らなかったり…
目覚めた時に〝まだ寝たい〟と思ったら走らなかったり…
冬は寒いから走らなかったり…
とグダグダでした。
その結果、体重は減るどころかUP!
痩せてないのにリバウンド!!
このままではダメだと思い、
今年の6月1日から
- 2日に1回(月に15日以上)は走る
- 1回のランニングは60分
という行動と、それを行う時間を設定しました。
流石に梅雨の土砂降りの日は走りませんでしたが
6月、7月は月に15日以上走るという行動目標はクリア。
8月は今日の時点で9日走っていますがちょっと怪しいですネ。
6/1~8/22現在で体重は7.7kg減量できました。
まずは自分の行動を自分で管理するという事からスタートです。
あとは継続するのみ。
上手く時間をコントロールすれば、それなりの結果には繋がると実感。
逆に
自身の行動も管理できず
継続ができないのであれば
スキルアップは難しいかもしれません。
習慣化するためには、
いきなり1日60分とか長い時間を設定せずに
1日15分くらいから始めると良いかもですネ。
まずはハードルを低くして継続する事を意識してみましょう。
重要性・緊急性をきっちり分けること
とはいえ、皆さん忙しいですよね。
やらないといけないこと多いですよね。
そこで
次にやるべきことは
重要性と緊急性を分けることです。
どのように分けるかというと
例)
みたいな感じです。
その後どうするかというと
つまり、
- 緊急で重要なもの(クレーム処理、締め切りのあるタスク等)→減らす
- 緊急でなくて重要なもの(スキルアップ、資料作成、健康管理等)→増やす
- 緊急であって重要でないもの(突然の訪問対応、多くの電話等)→放置
- 緊急じゃないし重要でもないもの(TV,飲み会、仕事中のおしゃべり)→やめる
こうやって、何が重要なのかそうでないのかを整理して
時間の使い方を工夫していきます。
時間には2種類ある。①生産可能時間 ②非生産時間
隙間時間の活用法を見直そう!
まずは、非生産時間(移動時間やTVを見る時間など…)を徹底的に排除。
例えば
電車で移動する時間に何もしなければ、これは非生産時間になります。
しかし
電車での移動中の時間をお客さんとのメールの返信する時間などにあてれば
生産的な時間となります。
または、
電車での移動中にゲームばかりしているのは非生産時間ですが
スキルアップの動画などを見る時間に変えれば生産的な時間となります。
1度会った人とは必ずSNSで繋がろう!
1度会っただけだと人は忘れてしまいます。
しかし
SNSで繋がっておけば、繰り返し投稿を見たりする事で
その人のことを忘れにくくなります。
これが、LINEだとあんまり意味が無い。
LINEの場合は、基本的に用がある時しか連絡しませんよね。
1度会っただけの人に、そんなに用はないですよね。
だから、IGやFBで繋がった方が効果的です。
このように、SNSで繋がるというのは
折角、生産時間で人とあったということを無駄にしないためも重要になってきます。
更に、可能であれば、
人と会えば何か学ぶことがあると思います。
それを、聞いて(知って)終わりではなく、
人に話したりブログに書いたりするなどして得た情報を発信する。
やっぱりアウトプットすることが大切です。
【本日のまとめ】
- モチベーションは自分で設定するもの
- 時間の使い方で結果は大きく変わる
- 如何に非生産時間を生産可能時間に変えれるかが🔓
- スケジュール表→行動表にしよう
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回は…『マインドセット』です。
また覗きに来てもらえると嬉しいです。
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